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CD27 & CD70 免疫チェックポイント経路

CD27 & CD70 免疫チェックポイント経路: 説明

ヒトでは、CD27はリンパ系譜にのみ発現される。すなわち、T、B、NK細胞とそれらの直接の前駆体によって発現される。マウスでは、CD27はまた初期の造血前駆体に発現される。重要なことに、CD27はナイーブCD4+およびCD8+ T細胞にすでに存在している。他のほとんどの共刺激性TNFRはT細胞活性化後に初めて合成される。活性化すると、ナイーブCD4+およびCD8+ T細胞はCD27の発現を一過性に上方制御する。活性化T細胞は細胞表面からタンパク分解性 にCD27を放出し、それによりT細胞活性化の診断マーカーとして役立ち得る循環可溶性CD27を生じさせる。高分化 したエフェクターCD8 + T細胞はCD27を失うが、長続きする中央記憶細胞はそれを保持する。

CD70 / CD27L / TNFSF7は、ヒトおよびマウスの胸腺髄質上皮細胞(mTEC)、ならびにマウスの腸の特定の非通常性 APCに恒常的に発現される。他には、CD70 / CD27L / TNFSF7は、免疫活性化後に排他的に発現される。活性化DC、B細胞、通常型および制御性T細胞、NK細胞に見られる。CD70 / CD27L / TNFSF7の発現は抗原によって高度に調節されている。なぜなら、それはPRR、T細胞およびB細胞抗原受容体の制御下にあり、そしてその発現はIL-1α、IL-12、TNFα、プロスタグランジンE2などのサイトカインならびにCD28-およびCD40の共刺激によってさらに調整されるからである。上皮細胞および他の細胞型は、悪性転換の後にCD70 / CD27L / TNFSF7を獲得する可能性がある。

CD27およびCD70免疫チェックポイント経路は、免疫調節において重要な役割を果たしている。初期段階では、抗CD27 mAbを用いたインビトロアッセイを用いて、ヒトCD27がT細胞共刺激受容体として認識された。クローニングされると、CD27 リガンド CD70 / CD27L / TNFSF7は、ナイーブCD4+およびCD8+ヒトT細胞のTCR/CD3誘導増殖およびエフェクター細胞の生成を促進することが同様に示された。その後、CD27の共刺激機能はCD27−/−マウスにおける研究によって、そして感染モデルおよび免疫モデルにおいて、野生型マウスをCD70 / CD27L / TNFSF7遮断mAbまたは組換え型可溶性CD70 / CD27L / TNFSF7で処理することによって固まった。

CD27 & CD70 免疫チェックポイント経路: 参考文献

Koen van de Ven et al. Targeting the T-cell co-stimulatory CD27/CD70 pathway in cancer immunotherapy: rationale and potential. Immunotherapy (2015) 7(6), 655–667