大腸がんのための薬物標的

大腸がんのための薬物標的

大腸がんのための薬物標的:薬理学情報

大腸がんのための薬物標的:バイオ試薬

大腸がん治療薬として承認された薬物の薬物標的:VEGF/VEGFR

薬物標的 抗がん剤 会社
VEGF Bevacizumab Roche
VEGFR2 Ramucirumab ImClone Systems Inc.
VEGF Ziv-aflibercept Sanofi and Regeneron

特徴付けられた最初のVEGFは、VEGFを標的とするヒト化モノクローナル抗体であるベバシズマブ(Bevacizumab)の臨床開発を含む治療戦略として抗血管新生の開発のためのパラダイムとして役立った。極めて重要なある治験において、ベバシズマブ(Bevacizumab)をイリノテカン (irinotecan:CPT-11)、5-fluorouracil (5-FU)およびleucovorin (IFL)と併用することは転移性結腸直腸癌(mCRC)患者の生存率を改善することが示された。これは最初の抗血管新生療法として承認された。(Ref: Saif MW. Anti-VEGF agents in metastatic colorectal cancer (mCRC): are they all alike? Cancer Management and Research. 2013;5:103-115. ).

大腸がん治療薬として承認された薬物の薬物標的:EGFR

薬物標的 抗がん剤 会社
EGFR Cetuximab Bristol-Myers Squibb, Merck KGaA and Eli Lilly
EGFR Panitumumab Amgen

大腸がん治療における最も有望な標的療法の1つは、細胞分化、増殖および血管新生に関与するシグナル伝達経路を制御する上皮成長因子受容体(EGFR)に関わる。EGFRは大腸がんの80%で発現されている。抗EGFRモノクローナル抗体cetuximabを単独でまたはirinotecanと組み合わせて、irinotecan難治性大腸がん患者における応答性を改善することが実証されている。Rasタンパク質はEGFRシグナル伝達経路において重要な位置を占めており、活性化K- Ras突然変異は結腸癌の∼30%に見られる。最近、大腸がん患者で行われたいくつかの一致した臨床研究によると、以前にirinotecan難治性の患者に抗EGFRモノクローナル抗体を単独でまたはirinotecanと組み合わせて投与する場合、K-Ras突然変異の存在は抗EGFRモノクローナル抗体に対する耐性の有意な予測因子である。これまでのところ、K-Ras突然変異の状態とEGFRの状態との間の可能な関係はまだ大腸癌において調査されていない。(Ref: Milano G, Etienne-Grimaldi M C, Dahan L, et al. Epidermal growth factor receptor (EGFR) status and K-Ras mutations in colorectal cancer[J]. Annals of oncology, 2008, 19(12): 2033-2038.)

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