オートファジーシグナル伝達に関連するタンパク質

オートファジーシグナル伝達に関連するタンパク質

オートファジーの過程で、オートファゴソームと呼ばれる球状の二重膜構造が細胞内に形成される。他のタンパク質と一緒に、多くのオートファジー関連(ATG)タンパク質はオートファジー始動複合体の形成からオートファゴソーム膜の伸長まで、オートファゴソームを形成するプロセスに関与している。伸長後、膜は閉じてオートファゴソーム形成が完了する。

オートファジー関連タンパク質は、オートファジーシグナル伝達に重要な役割を果たしている。これまでに約40種類のオートファジー関連遺伝子が様々なタイプのオートファジーに必要とされる。そして、酵母のオートファジー関連タンパク質をコードする15個のコア遺伝子(ATG1〜ATG10、ATG12〜ATG14、ATG16およびATG18)は哺乳動物で保存されており、これはオートファジーが進化的に保存されたプロセスであることを示している。

酵母と同様に、哺乳動物のコアオートファジー関連タンパク質は、いくつかの機能単位に分類することができる:ULK複合体、ATG9L、クラスIII PI(3)K (phosphatidylinositol-3-OH kinase) 複合体、ATG2-WIPI 複合体、ATG12共役系およびLC3共役系。オートファジー関連タンパク質は、ヒトの自己免疫障害、癌、および様々な感染症と関連していることが報告されている。

分子によるオートファジーシグナル伝達に関連するタンパク質

オートファジーシグナル伝達に関連する(Atg)タンパク質

その他のオートファジーシグナル伝達に関連するタンパク質

オートファジーシグナル伝達に関連する参考文献

1. Shusaku T Shibutani, Tatsuya Saitoh, etc. Autophagy and autophagy-related proteins in the immune system. NATURE IMMUNOLOGY. 2015; 16:1014-1024.
2. Masashi Kanayama, Mari L. Shinohara. Roles of Autophagy and Autophagy-Related Proteins in Antifungal immunity. Frontiers in Immunology. 2016; 7:1-7.