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HVEM & CD160 免疫チェックポイント経路

HVEM&CD160免疫チェックポイント経路:説明

CD160 はIgスーパーファミリーのグリコシルホスファチジルイノシトール(GPI)アンカータンパク質メンバーであり、CD56 dim CD16 + NK細胞、NKT細胞、γδ T細胞、CD28の発現を欠く細胞傷害性CD8+ T細胞、CD4+ T細胞のごく一部、およびすべての上皮内リンパ球に限定される制限された発現プロファイルを持つ。古典的および非古典的MHC Iの両方へのCD160の結合はNKおよびCD8+ CTLの機能を増強する。しかしながら、Herpes Virus Entry Mediator(HVEM / TNFRSF14)によるCD160の関与は、CD4+ T細胞の増殖およびTCR媒介シグナル伝達の阻害を媒介することが示された。
HVEMタンパク質は、共刺激LT-α/ LIGHTと共阻害受容体BTLA / CD160の両方に結合する二分子スイッチである。T細胞上の共抑制性受容体BTLAおよび/またはCD160と、DCまたはTreg上に発現されるHVEMとの連結はT細胞に負のシグナルを伝達する。それはDCまたはほかの活性化T細胞(T–T細胞協力)に発現されるLIGHTによるT細胞へのHVEMの直接関与の後に送達される共刺激シグナルによって相殺される。HVEM / LIGHT経路におけるHVEMとBTLAおよびCD160との相互作用の優位性またはその逆は、細胞分化の異なる段階におけるリガンド/受容体親和性の差および細胞型上のこれらの分子の差次的発現パターンの結果であり得る。LIGHT、BTLA、およびCD160は実質的に異なる結合親和性を有し、そしてHVEM受容体との相互作用の際に空間的に異なる部位を占め、これはHVEMが分子スイッチとして機能することを可能にした。これらの異なる受容体とリガンドが同時に存在する場合、LIGHT / HVEMとHVEM / BTLA / CD160の相互作用による影響は反応の結果を決定する。

HVEM&CD160免疫チェックポイント経路: 参考文献

M. L. del Rio. HVEM/LIGHT/BTLA/CD160 cosignaling pathways as targets for immune regulation. Journal of Leukocyte Biology. 2010;87.